小湊鐡道が異例の「ノーカット前面展望動画」の公開に踏み切ったということを書かせてもらっております。今回が後編。いよいよ動画に”乗車”します。
ここからは、列車に乗っている体で書き進めていきます。ぜひ動画と一緒にご覧ください。
(画像は動画のスクリーンショットになります。動画のおおよその時間を併記します)
<0:00>
4月6日、晴れ(だそうです。動画のキャプションより)。
五井駅を出発。車庫にいる車両も渋いですねー。
<5:00頃>
最初の駅、上総村上。
まだ住宅街だけど駅はすでにめちゃくちゃ渋さを漂わせています。
<9:30頃>
海士有木。
これで「あまありき」か。ぱっと見読めないですね。まあ言われたら…という漢字ですが、難読駅。
<10:50頃>
ここで新型コロナウイルス感染予防のアナウンス。
こんなのどかな路線でも、きちんと放送は入ります。公共交通機関ですから。
この田園風景を見ながらテレワーク・時差通勤と言われましても、とは思うものの、これはこれで新鮮。
将来この動画を見て、「こんな頃もあったね」と笑っていたいものですね。
<13:20頃>
上総三又。
<16:20頃>
上総山田。
この辺りは、上総なんちゃらという駅名が続きますね。
意外にも2面2線(ホーム2つなので列車の交換ができる)の駅が多いですね。
<18:45頃>
いや、鉄橋怖いわ!!
柵などは一切ありません。
このあと何回か養老川を渡っていきます。このあともこんな感じかなぁ。
<20:00頃>
光風台。
ホームページの路線図追いながら見てたらここで気づいちゃったんです。
ホームページに載っているヘッダー画像、この駅無いんですけど(笑)
まあこれは昔のやつですしね。幻の小湊駅まできちんと描かれています。というか小湊鐡道って小湊まで行ってないんだもんね。
映像を見る限り新しい駅にも見えないが…でも新しいんでしょうね、名前的にきっと。
あまり細かいことは気にせず、先に進みましょう。
<23:40頃>
馬立。
駅舎が非常に味があっていい感じなんだけど、小湊鐡道に限ってはあらゆる要素がレトロすぎて普通な気がしてきてしまう。恐るべし。
あと桜がきれい。来年の桜はゆっくり見たいねえ。
<27:20頃>
速度制限がかかっていない区間でも、隣の道路を走る車とほとんど並走。のどかですね。
<29:40頃>
上総牛久。
運転手交代?でちょっとだけ聞こえるやりとりに、そして高校生が渡る?渡らない?ってなってるシーンもなんか和みます。
<34:20頃>
上総川間。
小さなホームと桜の木。いい感じですね。徐々に内陸に入ってきている感じがしてきました。
<37:20頃>
上総鶴舞。
広ーい駅だな、と思ったらホーム1本は立ち入りできなくなってる。
昔はもっと栄えていたのでしょう。時代の流れ。
<39:00頃>
めっっちゃ警笛鳴らす。
動物の横断とかあるかなーとか勝手に期待しましたが、ありませんでした(笑)
<40:40頃>
上総久保。
この辺りの駅はどこも駅前に大きな桜の木が鎮座していて、旅情を掻き立てられます。
<43:45頃>
高滝。
桜の木がたくさん見えてきたら駅。ここも一緒だ。
腕組みしながら列車の発車を眺めているいかついお兄さんが気になる。
<47:30頃>
里見。
ここでも乗務員のやり取りがあります。
「あぁお疲れ様ですぅ」
「はいお疲れ様です~」
これも和みます。
そして、桜がきれい。
タブレット閉塞が登場するのも、ファンとしては見所ですね。
<52:50頃>
急に現れる「山を切り開いて線路通してます」感満載の場所。
こういうところも見逃せません。
それにしても見事な露頭ですね。地質調査でもやっているかのよう。
この辺りから山深くなっていきます。
<55:25頃>
飯給。
これで「いたぶ」。読めない…。
<59:40頃>
月崎。
ここも桜の木が結構な本数あります。
<1:04:20頃>
上総大久保。
桜に加えて、菜の花もきれいになってきました。
それと同時に、駅前の人家も減ってきました。
ちなみに私、この辺りで寝落ちしかけまして、警笛で起きました。
<1:08:00頃>
菜の花がきれいな区間は減速運転なんでしょうか。
カメラを構えた人がチラホラいるのも関係していそう。
<1:09:30頃>
養老渓谷。
駅名的にもう少し山の中なのかと思ったら、意外とそうでもない。
<1:11:00頃>
ここで乗車券確認のアナウンス。
終点の直前というタイミングは珍しいですね。
終点の上総中野も無人駅だからでしょうか。
<1:18:20頃>
終点、上総中野に到着。
なにやら怪しい、白くて丸い物体が気になりますが、あれは竹の形をしたトイレだそうです。どういうこと。
小湊鐡道にお金を落としたい人へ
最初に申し上げた通り、ここまで紹介した動画はYouTube上で、無料で見ることができてしまいます。
「乗りに行けないのにこちらが楽しんでいるだけで申し訳ない」そういう人もいると思います。
小湊鐵道にもオンラインショップがあるみたいですね。
「あなたも挑戦、キハポーズ」
…あっ、はい。。
キハポーズの正体はよく分かりませんが(笑)、お手頃価格のグッズも多いのでのぞいてみると良いと思います。
おうち時間のお供に1時間強ののんびりオンライン列車旅、いかがでしょうか。