「む」の境地

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【姨捨の棚田】姨捨だからって老婆を捨てちゃダメだよ。(2020.6.20)

姨捨。ご存知の方も多いと思いますが、「おばすて」と読みます。

 

この姨捨、老人を山に捨てるという伝説を持つ土地です。

こうした背景を持つ場所だからか、美しい景観(このあと紹介しますね)で有名な土地ながら、いざGoogleで「姨捨」と検索すると、12年も前にアップされたこんなページが最上位に現れます。

 

www.iijan.or.jp

 

JAからこんなタイトルのページが出るのは許されるのかというのは一旦置いておくにしても、どんな土地か気になっちゃいますよね。

 

実際に見に行ってみました。

 

姨捨へは長野駅から松本方面の列車に乗って30分ほど。姨捨駅に到着する直前にスイッチバックをしてホームに入ります。

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駅名標もスイッチバック仕様です。

 

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うーん、夏だねぇ。

 

ホームからは善光寺平を一望することができます。

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日本三大車窓にも数えられるそうです。

(ちなみに残り2つは、北海道の狩勝峠越え、九州の矢岳越えとのこと)

 

ホームからの景色だけでも十分美しいのですが、せっかくなので姨捨の棚田を見に山を下っていくことにします。

 

棚田が見える方向へ抜けられそうな道は、細い&めちゃくちゃ急です。もう一本、多少マシな道があるのですが、あえてキツい方の道で行きます。


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初っぱなからこんな鬱蒼とした森で、その先には湧水が滲み出して滑りやすいところもありそこそこ危険。

 

で、なんでそんなに危なっかしいのかというと、

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駅に近いエリアは、耕作放棄地が結構あるんですよね。棚田は廃れてしまったのか?と一瞬思いましたが、そうではないのでご安心を。

 

棚田の方へは、一旦10分ほど山道を下ります(つまり駅に戻るには同じ道を上る必要がありますからご注意を。)


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長楽寺というお寺を過ぎ、この看板があるところが棚田の入口。もう背後には棚田が広がり始めています。棚田に向かっていきましょう。


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思っていたより広い棚田です。風が通り抜けるととても気持ちが良いです。

 

駅から徒歩で棚田に行く場合は、歩道の傾斜が非常にキツいうえ、行きが下り、帰りが上りになるので、覚悟してください。

 

なんでこんな綺麗な土地で老人を捨てるなんて都市伝説が生まれたのだろう。