バス停探訪シリーズ第3回、今回も「危険なバス停」に焦点を当てます。長野市にあるAランクのもう1か所、日詰バス停です。
▽▽もう一つの危険度Aランク、広町バス停の記事はこちら▽▽
長野駅からも遠くない日詰バス停
日詰バス停は、長電バス・アルピコ交通共同運行の「大豆島保科温泉線」にある停留所です。長野駅からは10分強。自転車でも移動できるくらいの距離感です。
【46】大豆島保科温泉線(長電バス・アルピコ交通共同運行) 時刻表 | 時刻表 | 路線バス | 長電バス株式会社
この日詰バス停が「危険なバス停」認定されている理由は、前述の広町バス停と同じく、バスが停車する際に横断歩道を塞いでしまうためです。
バス停の右側は「いきなり!ステーキ」や「トイザらス」の駐車場、左側は居酒屋の駐車場。バス停を置けるスペースは50cmもなさそうです。
バス停がある位置から道路を見るとよくわかりますが、こちら側(大豆島・保科温泉方面)には歩道がないパターンです。
前述の広町バス停は1月に若干の改良がなされましたが、こちらについては移動等の対応はちょっと難しいなと思います。
”危険な”構造は片側だけ
そんな日詰バス停ではありますが、反対側の長野駅方面乗り場は、逆にバスの停車スペースも備えた"ちゃんとしたバス停"になっています。
当初の趣旨からは逸れますが、こちら側のバス停もなかなかツッコミどころが多く、面白いです。
「いこいのベンチ」がありました。誰かがウコンの力とリップクリームのゴミを放置していました。背後のアメリカンドラッグで買ったのかな?
酒のスーパータカぎも隣接していましたが、ここのタカぎはローマ字表記です。アメリカかぶれでしょうか。
西友大国・長野
さらにその隣には西友。
そうそう、長野って西友大国なんですよ。都道府県別の店舗数でいうと、東京都に次ぐ2位みたいです。
長野県は西友の子会社だったエス・エス・ブイ(旧長野西友)の本拠地であったため店舗数が多いようだ。
だそうです。全盛期よりは多少減ったとはいえ、現在でも県内には43店舗の西友があるようです。
秋が無いからあきない
戻りのバスまで少し時間があったので、周辺を散策。
バス停の隣にある居酒屋、この表記で「あきない」なんですね。秋が無いからあきない。洒落てる。
年季の入った「8ミリビデオカメラ」の看板。
ボウリング場もあります。飯縄山とボウリングのピンの競演。
ここの会社のロゴ、どことなくポケモン感がありませんか?
ほっこりガンショップ
さらに歩くと、ガンショップを見つけました。
看板のフォントのせいか、最初ラーメンショップとラーメン二郎のハーフかと思いました(7割くらい嘘)
ガンショップっていうくらいだから、コワモテなお兄さんが店番をしていて、「何冷やかしで入って来とんじゃボケェ」とか言われるんじゃないかと思いましたが、迎えてくれたのは物腰柔らかなおばちゃん。
「外寒いからね~」とお茶を出してくれるおばちゃん。ショーケースにはエアガンなどがところ狭しと飾られているのに、中の空気はほっこり。
だけど、サバゲーサークルのメンバー募集なんかも貼ってあったし、他にもお客様がいたり電話がかかってきてたりと、何かと賑やかなお店でした。
あれ‥?
そういえばこれ何の記事でしたっけ。バス停シリーズでしたね。
肝心のバス停についてほとんど触れていませんでしたが、ガンショップが楽しかったのでオールOKです。
(取材日:2021年2月7日(日))
▽▽長野バス停探訪シリーズ過去記事▽▽