「む」の境地

旅と音楽とまぜそばと

【あたらしい散歩】千葉×長野でオンライン散歩してみた(2021/1/31)

もう結構前のことにはなってしまうのですが、遠隔地でオンラインでつなぎながら各々の土地をお散歩するという、新しい散歩に挑戦してみました。

 

双方向型のお散歩

このご時世、「オンラインでお散歩」などというものは巷で溢れていると思います。ですが大抵そういったものは、事前にコースが決められてそれを一方的に紹介する、というものだと思います。

 

今回実施したのは双方向型のオンライン散歩。各々が自分のいる土地の面白いものを探しにお散歩をして、シェアする時間を設けてみました。

 

流れとしてはこんな感じ。

  1. はじめにZoomをつないでスケジュール確認。
  2. 時間を決めて(今回は1時間)、戻ってこられる範囲でお散歩。
  3. お散歩終了後に再びZoomをつないで、それぞれが見つけた街の面白いポイントを、撮った写真とともにシェア。 

 

大事なのは「その人の目線で切り取った」街を見ること。

一緒に街を歩くわけでなくても、一方的にガイドをするわけでもないこの散歩だからこそできることだと思います。

 

始まりは1件のDMから

このオンライン散歩、ある方から誘っていただいたことが発端でした。

 

前日のオンラインイベントで、自分が「マイクロツーリズムは面白い!」とお話しさせてもらったところ、やってみたいとのことで、こんなメッセージが。

(以下、Aさんとさせてもらいます)

f:id:musan_tr_gh:20210405234824j:image

このとき、Aさんはもう少しで出産というタイミング。出産に備えて体を動かす必要はあるけれど、激しい運動や遠出は難しい。そんなときに、家の近くの散歩を面白くできたら、ということだったそうです。

(ちなみにAさん、その後無事に出産されたそうです!おめでとうございます!)

 

というわけで今回は2人で、長野市と千葉県柏市をつないでオンライン散歩をしました。

1時間の各自お散歩タイムの後の感想シェア。こんなところを歩いてきました。

 

先攻・長野市

まずは自分から、「普段もよく通るけど、あまり立ち寄らないよね」という場所を攻めてみました。

 

善光寺大本願のひとにぎり地蔵。癒し系です。

f:id:musan_tr_gh:20210405234908j:image

「三河屋洋傘専門店」さん。勤務している宿のまちあるきに参加して下さった方には日々案内しているお店ですが、外にシェアする機会はあまりなく。

中にいるプーさんと目が合うのです。

f:id:musan_tr_gh:20210405235045j:image

この時点で一度も買ったことがなかった和菓子の「豆暦」さんでもお買い物。

f:id:musan_tr_gh:20210405235117j:image

1月にしては暖かい日だったので、ガレージにテントを張ってキャンプしているおうちもありましたね。なんだかほっこり。

f:id:musan_tr_gh:20210405235147j:image

最後に近所の床屋さんの窓を見てみると…

「年金カット 2500円」年金受給日に殺到するのかな。

「婦人顔剃り」おじさんしか来なさそうだけど、女性来るのかな。来るからあるんだろうけど。

f:id:musan_tr_gh:20210405235257j:image

いつも歩いている道ばかりなのに、視点を変えてみると、ツッコミどころ満載でした。

 

後攻・柏市

お次はAさんから。

柏神社に行ってこられたそうです。

 

ポルシェの撮影に使われたとか、巫女通信なるものが発行されているとか、なかなか面白い神社なんだそうです。自分も柏には少しご縁があり柏神社にも何度か立ち寄ったことがあったのですが、知らなかった…!

 

Aさんが柏神社のことを「そこはかとない商業臭がする」と評したのは思わず笑っちゃいましたが、確かにそうですね。公式Instagramアカウントもあってじわじわきます。

柏神社の説明はこちら▽

柏神社について | Kashiwajinja

 

本当にたまたまなのですが、この柏神社で行われている「手づくりての市」というイベントでボランティアスタッフをやらせていただいたことがありました。

www.tenoichi.com

 

ということで、逆に僕が柏でおすすめのお店(ワインバーや古着屋さん等々)をおすすめさせていただいたりもしました笑

 

図らずも身近な土地だったことで、一緒に柏を歩いたような気分になれました。楽しかった!

 

最後に

普段、”まちの空気を感じる””まちの文脈を読み取る”ことをモットーにする自分としては、このご時世にあってもまちあるきのオンライン化は正直乗り気ではなかった方でした。

 

しかし、妊娠中だったAさんのように「体を動かしたくてもその手段・環境が限られる」という事情から思わぬ”需要”があったことは、独身の自分にとって目から鱗の発見でした。改めて、お声掛けをいただいて光栄です。

 

まだまだ終わりの見えないコロナ禍、遠出をしづらいことをただ嘆いてばかりではなく、どうやったらまちを感じられる、温かみのあるまちあるきができるかを、これからも考え続けていきたいですね。