最近暖かくなってきたので、ちょっとしたハイキングをしてきました。
場所は、千曲市の森将軍塚古墳。小高い山にそびえる古墳で、遠くに北アルプスの山々も望むことができる、風光明媚な場所にあります。
最近まで自分もこの場所のことを知らなかったのですが、知人に教えてもらったりフリーペーパーの表紙になっていたりして、「めっちゃ良いじゃん!」と思い今回行ってみることにしました。
県外の方々にはあまりイメージができないかもしれませんが、善光寺平(主に長野市や千曲市)近辺から北アルプスを望むのは、間に連なる山々の陰になって意外に難しいのです。
長野駅から屋代駅へ
森将軍塚古墳の最寄り駅は、しなの鉄道の屋代駅。
長野駅からは20分程度、片道350円で行ける区間ではありますが、「千曲川回数券」という切符がありまして、これを金券ショップで購入することでちょっとだけ安くなります(長野駅前の金券ショップで320円で買いました)。
2021年3月からしなの鉄道にも新しい車両が入ってきています。
旧国鉄時代からのお古たちが多数在籍するしなの鉄道にも、時代の波がやってきそうです。
屋代駅。
2012年にまでは長野電鉄屋代線が走っていましたが、現在ではしなの鉄道単独の駅に。
バスケットボールBリーグ・信州ブレイブウォリアーズの本拠地の一つである「ことぶきアリーナ千曲」の最寄り駅ということもあり、ウォリアーズ関連の掲示が多いのが特徴です(試合開催は長野市のホワイトリングが多いですが)。
ちなみにわたくしの推しプレイヤーは、背番号12・栗原ルイス選手です。
▽信州ブレイブウォリアーズの試合観戦記はこちら▽
屋代駅から森将軍塚古墳への道のり
屋代駅から森将軍塚古墳へは、徒歩であればおおむね30分程度との案内。おそらく車で行く人が多いとは思いますが。
直線距離では1kmもないですが、間にある丘を迂回して、かつ標高500m弱まで上がる必要があるので、古墳本体までは片道40~50分くらいの想定が良さそうです。
道中をちょっとご紹介。
最初に目につくのが、「食事処ドーン」。
何がドーンなのか?と気になったのですが、もうやっていなさそうな様子。。
なので先へ進みます。
なんか道端に妖怪がいると思ったらピザでした。
あ!道祖神だ!
「ご入学おめでとう」「なかよくしよう」
男の子の顔がちょっと怖い。
須須岐水神社(すすきみずじんじゃ)を目印に右折。まだ目的地までは4kmほどあります。かなりの大回りです。
渋い電気屋さん。
須須岐水神社前で曲がってからは、公園の入り口までずーーーーーっと直進。
北陸新幹線を通過して…
ファミリーマートが見えたら、古墳の入り口である「科野の里歴史公園」に到着です。屋代駅からここまで、コンビニやスーパー等は全くないので、準備が甘く食事を持参していなかった自分にとってはオアシスでした。。
整備されているけど傾斜がすごい登山道
ここからやっと山登りです。
もう4km以上歩いたはずですが、ここからさらに1km。マジすか…疲れたよー。
登山道はめちゃくちゃ整備されています。というか、古墳見学用のバス(冬季運休・月曜運休)があり、それ用に古墳の手前までバス道が整備されていて、道としては広くて歩きやすいです。
が、傾斜が半端ないんですよ。
これ、カメラ傾けてないですからね。甘く見ちゃいけません。
5合目…
8合目…
すごい、めっちゃ古墳(語彙の喪失
山の上の古墳
古墳からの景色!
北アルプスや戸隠連峰、飯綱山などが一望できます。
平野を突っ切るように走る新幹線の橋梁も、いい味を出しています。
古墳を一望できるスポットもあります。
今回、何を思ったのかアウトドアチェア持参で登ったので、ちゃっかりチェアリングもやりました。昼ごはんがてら、タブレット片手に2時間ほど仕事。後で気づいたのですが普通に日焼けしました。
※古墳内は飲食禁止なので、少し離れた場所で休憩しました。
トカゲさんも遊びに来てくれました。
トカゲさんが時々進捗を見にやってきます。 pic.twitter.com/58b7DHIT59
— むーさん/スーさん@まち歩きライター (@musan_tr_gh) 2021年4月12日
片道1万歩。疲れた体に、鬼ころし。
何をやってるんだ…。
同じ道をまた歩いて帰ることに絶望感を覚えたのは言うまでもありません。。
麓のあんずの里などは桜の名所として知られているものの、桜が終わったこれからも楽しめそうな場所です!