長野市稲田にある温浴施設「湯あそび広場 ぶらっと稲田」が5月末で閉館するとのことで、足を運んでみました。
ぶらっと稲田とは
ぶらっと稲田は、長野市稲田にあるスーパー銭湯です。5月末に営業を終了するというリリースがありました。
一昨年2019年には同じ長野市内のぶらっと若里も閉館しており、群雄割拠の長野のスーパー銭湯事情の難しさを感じさせるニュースとなっています。
信濃吉田駅から歩いてみる
ぶらっと稲田へのアクセスは基本的に車ですが(無料駐車場が180台分ほどあるそう)、今回は長野電鉄の信濃吉田駅から歩いて向かってみました。
おおむね徒歩20分ほどかかります。
信濃吉田駅は、しなの鉄道の北長野駅とも隣接。長野駅方面への通勤が便利だからか、高層マンションも建っている一大住宅地です。
駅前に銭湯がありました。いずれこちらも立ち寄りたいですね。
吉田のイチョウ‥なんかレスリングが強そうですね(適当
公園の看板、東京スカイツリーを彷彿させる角度でねじれております。
送電線工事の訓練施設。
この近辺には、しなの鉄道(旧信越本線)を長野電鉄がオーバークロスし、さらにその上を北陸新幹線がオーバークロスするという、鉄道好きにはたまらないポイントもあります。
そして下をくぐる道路のトンネルの名前は「稲田エノキ隧道」。
‥エノキ?
エノキの木です。ぶらっと稲田の近くに「稲田エノキ公園」という公園がありました。何かと木を大切にする土地というのが分かります。
狭そうで広い館内
前振りがかなり長くなりましたが、ぶらっと稲田に到着です。
スーパー銭湯としては割と小さい建物に見えます。
閉館のお知らせも貼られていました。
廊下の雰囲気もなんだか良い感じです。
もちろん浴室内は写真がありませんが、なかなか広かったです。
ジェットバスの水圧がめちゃくちゃ強くて腰が逝くかと思いましたが、露天風呂も種類があり大満足でした。中でも、露天風呂にある五右衛門風呂的なやつが気持ち良かったです。
すぐ脇を新幹線が通過していくのも味わい深いです。
併設の食堂がたまらん
さて、ここでのお楽しみは食堂。
定食系も割とリーズナブル(まあ、入館料を考慮すればそこまでリーズナブル!ということもないんでしょうけど。
唐揚げ定食530円と、生中480円です。まあまあですね。
どう考えても出来合いの唐揚げが、なんだかいとおしいです。意外と食べごたえありました。そりゃ、唐揚げ6個入ってますからね。
ちなみにポテトサラダやたこわさなどのおつまみが一皿100円で食べられます。
お風呂入ってそのままリーズナブルに飲めるの最高やん‥土曜日の夜ということもありなかなか賑わっていました。もっと早く知りたかった‥。
おわりに
長野市内で立て続けのスーパー銭湯の閉館。
とても良い場所だし賑わってたし、なんで無くなるのでしょうかねぇ。
まあ色々事情があるのでしょう。
街の銭湯もまだまだ現役の場所が多い長野。施設の大小に関係なく、そこにあるうちにもっと楽しんでおきたいものです。
スーパー銭湯の食堂飲みも、極めたら楽しそう‥!今後トライしていきたいと思います。