「む」の境地

旅と音楽とまぜそばと

不在者投票やってみた。手順を振り返り【長野県知事選2022】

前回の記事の通り、現在少し長野を離れてお仕事をしております。

www.sanmuofmusan.com

なのですが、ここで一つちょっとした問題が。8/7(日)に行われた長野県知事選挙の告示日~投票日まで全く長野県にいなかったため、当日の投票どころか、期日前投票すらできない状況となりました。

実は「投票権のある選挙は絶対に棄権しない」と20歳の頃から決めていた自分にとって、それが崩れるピンチに。ということで、初めて不在者投票を試してみました。実際にやったことがある人は少ないと思うので、そのやり方を振り返ってみたいと思います。

f:id:musan_tr_gh:20220808152036j:image

 

どういう人が対象?

恥ずかしながら、自分は不在者投票を実際にやるまで期日前投票と意味が一緒なのだと思っていました。不在者投票は「投票日当日に自分の属する投票区にいない人」が条件なので、意外と当てはまる人はいると思います。

ただ、基本的に2週間程度ある告示日~投票日の間に全く家にいないという人はそうそういないとは思うので、大抵は期日前投票で事足りるとは思いますが…こんな人が当てはまるのでは?

  • 仕事等で長く居住地を離れている人
  • 転居してすぐの人
  • 住民票住所=生活拠点ではない人

今回の自分は1つ目のパターン。2つ目、3つ目は国政選挙では重要になってくるかもしれないですね。地方選レベルとなると、実際に生活基盤のない場所の選挙にわざわざ手間をかけて投票するのか?というところですが。

3つ目のパターンはノマドワーカーとかで当てはまりそうですよね。あとは実家を離れて下一人暮らししている学生とか。納税や投票などの観点から確かに住民票というものは必要なのでしょうが、時代の変化とともに形骸化していく可能性が高いものであるとも言えます。

他には海外在住者の在外投票、船舶関係者の洋上投票などもありますが、ややこしくなるのでここでは省略します。

不在者投票の流れ

前置きが長くなりましたが、今回の不在者投票はこのような流れで進んでいきました。

  1. 名簿登録地の市町村で投票用紙の郵送を依頼
  2. 滞在先に投票用紙が送られてくる
  3. 滞在先の市町村の選挙管理委員会で投票

1. 名簿登録地の市町村で投票用紙の郵送を依頼

まずは、選挙人名簿に登録のある住所(=住民票住所)のある市町村へ投票用紙の発行を請求します。市町村の選挙管理委員会へ出向いてもよし、郵送等でも依頼できます。

自分の場合、告示日前日までは長野にいたので、書類(下記)を窓口に持参しました。

f:id:musan_tr_gh:20220808151957j:image
投票用紙が郵送されてくる関係で、滞在先住所も書いておく必要があります。ということは逆に言えば、期間中にあちこち移動する人は不在者投票もやりにくいですよね~。

2. 滞在先に投票用紙が送られてくる

てなわけで、1で記載した住所にレターパックで投票用紙などの一式が届きました。内容物は送付状と、

f:id:musan_tr_gh:20220808152130j:image

投票用紙一式と、

f:id:musan_tr_gh:20220808152158j:image


f:id:musan_tr_gh:20220808152226j:image

…あっ、投票所で見かけるやつだ!
ちょっとだけテンションが上がりました。

投票用紙一式は、選挙管理委員会に持参するまで開封厳禁です。フリじゃないですよ。

3. 滞在先の市町村の選挙管理委員会で投票

送られてきたものを全て持って、最寄りの選挙管理委員会へと持参して不在者投票の旨を申し出ます。

f:id:musan_tr_gh:20220808152313j:image
今回は和歌山県かつらぎ町役場で。かつらぎ町も町議会選挙が終わってすぐだったので選管さんも忙しいんじゃないかと思って若干気が引けるところもありましたが、投票の手続きそのものはあっさり終わりました。

現地での流れはざっとこんな感じ。

1. 選挙管理委員会の窓口で申し出。書類一式を渡す。
不在者投票ってそんなにやる人がいないので、職員さんもちょっとアタフタしていましたが、しっかり対応してもらえました。

2. 職員さん立会で別室投票
開封厳禁だった投票用紙を職員さんが開けて、準備を整えてくれます。あとは候補者名を記入するだけ。狭い部屋で職員さんと一対一だったので若干書きにくさはありましたが(職員さんはちゃんと別の方を向いて中身は見ないようにしてくれていたと思います)、スムーズに終了。不要な紙類の処分もしてくれました。

というわけで、事前連絡等を特にせずとも、10分そこそこで投票は終了しました。投票に至るまでは面倒ですが、行ってしまえばあとは簡単です。

実際にやってみて

うーん…ネットで投票したい!以上!

今回の投票に際しては、選挙管理委員会(=町役場)まで出向くにあたっての時間と交通手段に制約がかなりあり、(あと大きな声では言えないですが、選挙の結果がある程度見えていたこともあり、)わざわざ行かなくても…という気持ちが芽生えそうになったのが事実です。

先述の通り、住民票住所という概念は形骸化しつつあると思っていて、そこら辺も含めて、もうちょっとフレキシブルに投票できたらな、と思いました。

まあ何より、自分の生涯投票率100%を維持できて、ひと安心。