入国にはパスポートが必要、原住民が槍を投げてくる‥群馬県、いやグンマー帝国にはそんな噂がつきまとうことは、皆さんにも周知のことと思います。
まあそんなのはネタですよ。ネタですけどね、もしかしてグンマー帝国って本当にあるんじゃね?というロマンを抱かせてくれる場所に出会いました。
その名も"アダルト保育園"。
なんだかロリコン向けの風俗店みたいな名前ですがご安心ください。この名前は俗称みたいなもので、実際には地域の集会所的な役割を果たそうとしたらちょっとおかしくなっちゃっただけです。
詳しく振り返っていきましょう。
今回は東京別視点ガイドさん主催の"埼玉群馬長野山梨別視点ツアー"で訪れました。
ちなみにアダルト保育園があるのは甘楽町というところで、上信越自動車道の富岡ICが最寄りです。
富岡製糸場やこんにゃくパークといった群馬のA級観光地が並ぶ地域ですが、それらをガン無視し、バスは山奥へと入っていきます。すると‥
明らかに異様な看板に出迎えられ到着。秘境ではありますがテレビからちょくちょく取材は受けている模様。フジテレビには何の恨みがあるんでしょうねぇ。
さっそく、この場所を管理する中條さんより説明を受けます。保育園という愛称がついたのは、地元の保育園の解体作業の際に出た色々なモノを引き取ったことに由来するんだとか。
一通り説明したかと思えば、いきなり「私は若い女性が大好きです」と高らかに宣言。こういう場所にいるおじさんってこんなもんですよね。
「トイレに行きたくなったら、男性はそこら辺の竹林にやっちゃって。俺は毎日やってるからw。女性はうちのトイレを貸します」
このくらいオープンに生きたいものです(笑)
演説が終わり、中を見始めるのですが、突っ込みどころがありすぎてなかなか進みません。いくつか抜粋します。
園児用飲み物。どう考えても年齢設定がおかしい。
そこに.を打つな!あとワイワイ~ガヤガヤ~感が1ミリも伝わってこない。
そして、とにかく壇蜜と藤あや子への愛が凄まじい。
壇蜜のへや、なるものがあるようです。行ってみましょう。
壇蜜の部屋とは、ソファに座って壇蜜のポスターを観賞するための施設のようです。とはいえここには藤あや子の写真も鎮座しています。もはや二人が同一人物に見えてきました。
これが部屋の内部です。妖しい光とは裏腹に、ソファの背中にはなぜかチェ・ゲバラの絵もある謎の空間でした。
そして、この小屋にかかる標語が、保育園のスローガン(?)
ちなみに小屋の内部は良い子には刺激が強いので自主規制。知りたい人は群馬まで行ってくださいね。
とりあえず、中條さんいわく「ここで興奮しない男は一度病院で診てもらった方がいい」とのことです。
滞在時間は30分ほどでしたが、あまりの濃さにほとんど一瞬で終わったような気持ちでした。
正気か狂気かの芸術。
完全に人を選びますが、こんにゃくパークのついでに、いかがでしょうか。笑
追伸:9月にも同じツアーが予定されているようです!
東京別視点ガイド : 【2019/7/13~14、9/21~22】『1泊2日 埼玉群馬長野山梨 別視点ツアー』【受付中】
(訪問日:2019年7月13日(土))