「む」の境地

旅と音楽とまぜそばと

【野毛飲みだけじゃない】横浜の”根岸線の西側”を歩いたら色々すごかった(2023.5.4)

ゴールデンウイークに横浜を歩いてきました。今回はその振り返りです。とは言っても、この記事にはみなとみらいも、中華街も、山下公園も、一切登場しません。その点はご了承ください。 ではどこを散歩したのかというと、主にJR根岸線の西側。横浜駅を出発し…

よく通るけどあまり降りないあの駅④ 北陸新幹線・安中榛名駅

現地に住んでいる方から怒られそうなタイトルですが、特急列車がたくさん通ったり、そうでなくても普段使う路線上にありながら降りたことがない駅ってありますよね。そんな駅を実際にいくつか訪問してみたので、どんな駅かを紹介してみたいと思います。 第4…

よく通るけどあまり降りないあの駅③ しなの鉄道・千曲駅

現地に住んでいる方から怒られそうなタイトルですが、特急列車がたくさん通ったり、そうでなくても普段使う路線上にありながら降りたことがない駅ってありますよね。そんな駅を実際にいくつか訪問してみたので、どんな駅かを紹介してみたいと思います。 中心…

【全線再開までもう少し】南阿蘇鉄道、なかなかアツい。

熊本県を走る南阿蘇鉄道をご存知でしょうか。 南阿蘇鉄道は、熊本県南阿蘇村の立野駅と高森町の高森駅を結ぶ第三セクター鉄道です。2016年の熊本地震で甚大な被害を受けながら、2023年夏の全線運転再開に向けて準備が着々と進んでいます。 先日乗車する機会…

よく通るけどあまり降りないあの駅② 篠ノ井線・冠着駅

現地に住んでいる方から怒られそうなタイトルですが、特急列車がたくさん通ったり、そうでなくても普段使う路線上にありながら降りたことがない駅ってありますよね。そんな駅を実際にいくつか訪問してみたので、どんな駅かを紹介してみたいと思います。 今回…

よく通るけどあまり降りないあの駅① 中央本線・みどり湖駅

現地に住んでいる方から怒られそうなタイトルですが、特急列車がたくさん通ったり、そうでなくても普段使う路線上にありながら降りたことがない駅ってありますよね。そんな駅を実際にいくつか訪問してみたので、どんな駅かを紹介してみたいと思います。 今回…

【三重県四日市市】レンタサイクルが1日120円!四日市のみなとまち散策が味わい深い(2023.1.6)

当初この企画は、長野県への石油輸送列車を追いかけるこの記事の追記として書くつもりでしたが、四日市でのみなとまち散策が想像以上に面白かったので、単独で記事にしてみようと思います。 www.sanmuofmusan.com 2つの四日市駅 四日市の主要駅である四日市…

【続・名古屋の魔境】都会のローカル線・城北線を夜に観察してみた(2023.1.5)

このブログのかなり初期、2018年の9月に取り上げていた名古屋のローカル線・東海交通事業城北線に久々に乗ってきました。4年前の記事はこちら↓ www.sanmuofmusan.com 城北線のおさらい ここは名古屋の隣駅? 夜10時の城北線を観察 城北線のおさらい 4年前の…

【執筆記事一覧】ジモトぶらぶらマガジン サンポー

こちらは、時々記事を書かせていただいております「ジモトぶらぶらマガジン サンポー」にて私がこれまで書いてきた記事の一覧となります。本体はこちらから見てね。 sanpoo.jp 街中の外国要素を探す(2021年4月) デジタリアンの残像(2021年7月) 長野市の…

【三重県木曽岬町】“三重じゃない三重”にある木曽を歩いてみた(2023.1.6)

以前、大阪~東京の高速バス「グラン昼特急」のレビュー記事を書きましたが、 www.sanmuofmusan.com その時に伊勢湾岸道を通っていたら気になる場所がありました。それが、弥富木曽岬インターチェンジ。こんなところに木曽のつく地名なんてあるんだ~って地…

【まち歩きの視点3】同じ名前を比べてみよう『城山公園』

このブログではこれまで、日本全国、そして時には海外も含めて、様々な場所の旅やまち歩きについて触れてきました。まちにはそれぞれの個性がありますが、一方でそうしたまちの特性を「法則化」していくことで見えてくる面白さもあると考えています。 身近な…

【高さの秘密】長野で使う石油はどこからやってくる?【石油輸送列車】

長野県といえば、ガソリンをはじめとした石油の値段が高いことで知られています。その理由として、内陸県である長野は海沿いから鉄道で輸送する必要があるため、というのはご存じの方も多いかと思います。 今回は、そんな長野県への石油輸送について、長野県…

【まち歩きの視点2】レンタサイクルのある街、ない街~長野市と新潟市を例に~

このブログではこれまで、日本全国、そして時には海外も含めて、様々な場所の旅やまち歩きについて触れてきました。まちにはそれぞれの個性がありますが、一方でそうしたまちの特性を「法則化」していくことで見えてくる面白さもあると考えています。 身近な…

【テレビ出演】『ブラナガノ』過去回まとめ(2022年度版)

2021年2月から出演させていただいておりますNHK長野『ブラナガノ』の、これまでの出演回についてまとめてみました。こちらの記事では、2022年度の回をまとめています。全ての回のアーカイブはこちらからご覧いただけます。 1. 飯田市(2022.4.9放送) 2. 佐久…

【テレビ出演】『ブラナガノ』過去回まとめ(2021年度版)

2021年2月から出演させていただいておりますNHK長野『ブラナガノ』の、これまでの出演回についてまとめてみました。こちらの記事では、2021年度の回をまとめています。全ての回のアーカイブはこちらからご覧いただけます。 1. 善光寺周辺(2021.2.12放送) 2. …

「大阪の長野」を歩きました【大阪府・河内長野市長野町】

長野市を拠点に様々な場所を散歩してきた私ですが、関西に気になっていた場所があります。それが、大阪府の南部にある、河内長野市。その中でも、現在の河内長野駅周辺にあたる地域はかつて長野町と呼ばれ、「長野」と名の付くものが多数あります。 もちろん…

【大阪〜東京昼行バス・グラン昼特急】夜行じゃもったいない?二階建てバスの先頭で8時間半の快適高速バス旅(2022.11.22)

大阪⇔東京を高速バスで移動するとき、多くの人は夜行バスを想像すると思います。両都市間はバスの本数も多く、格安のものから高級シートまで様々なバリエーションがあるわけですが、実はこの区間には昼便も存在します。朝に乗車して、終点に着く頃には(冬で…

【まるでアトラクション】地下鉄〜登山電車〜路面電車を一気に楽しめる「京阪京津線」に乗ってきた(2022.10.27)

地下鉄として乗り込んだ列車がいきなり山を登りはじめ、しまいには路面電車になってしまう。そんな路線が京都府と滋賀県の間を走っています。今回は、そんな京阪京津線の乗車記をお届けします。 京都と大津で京津線 始まりは地下駅から 中盤は山越え区間 終…

【JFL観戦記】”Jなし県"にJクラブが誕生する瞬間を見届けてきました(2022.11.5 奈良クラブ - ヴィアティン三重)

当ブログでは旅やまち歩きネタに加えて、ときどきサッカーを中心としたスポーツ観戦記を書いていたのですが…そういえば2022年は一度も書いていませんでした。 ここ2年ほどはJ3やFリーグが主体でしたが、東京に住んでいた頃はJFLや関東リーグも見に行っていま…

【20分強で終点】誰が乗るのか?謎の新幹線「つるぎ」号に乗ってみた【北陸新幹線】

今秋、西九州新幹線が開業したというニュースがありましたが、その区間の短さに驚いた方も多いでしょう。全区間乗り通しても30分弱。多くの方が在来線特急からの乗り継ぎとはいえ、新幹線に乗ったことを実感する間もなく到着、という印象だと思います。 しか…

【あの地名を追ってin長野 Vol.6】飯山市木島と木島平村〜木島駅って木島平村だと思ってました〜後編

前回は、飯山駅を出て長野電鉄木島線の廃線跡を巡りつつ、木島駅跡までやってきました。後編では、複雑な境界を歩きます。 上木島は木島平村、下木島は飯山市 災害の記憶 おまけ1:木島平村の公共交通 おまけ2:木島平村の非公認キャラはまさかの「ゾンビ…

【あの地名を追ってin長野 Vol.6】飯山市木島と木島平村〜木島駅って木島平村だと思ってました〜前編

突然ですが、これまで勘違いしていたことを白状します。 かつて長野電鉄には木島線(正式には河東線)という路線がありましたが、ここでいう「木島」を木島平村のことだと思っていました。これまで何度か、長野電鉄や中野市、飯山市などのトピックで記事を書…

【まち歩きの視点1】覚えておきたい「駅⇔繫華街⇔ランドマークの法則性」

このブログではこれまで、日本全国、そして時には海外も含めて、様々な場所の旅やまち歩きについて触れてきました。まちにはそれぞれの個性がありますが、一方でそうしたまちの特性を「法則化」していくことで見えてくる面白さもあると考えています。 身近な…

【紅葉シーズン】戸隠へバスで行く際の注意点(2022年版)

冷房がまだ必要かと思ったら数日後には暖房をつけて、また数日後には冷房というよく分からない気候の10月ですが、標高の高い地域では紅葉が始まってきています。 こちらは10/15(土)時点の戸隠の様子。奥社や鏡池周辺、色づき始めていました。あと1週間ほどで…

【鉄道の日2022】長野電鉄の車両に全部乗ってきた(長電フリー乗車券)

2022年10月14日。毎年やってくる「鉄道の日」ですが、今年は特に、1872年に日本で初めての鉄道(新橋〜横浜間)が開業してから150年の節目ということで、例年以上に様々イベントや記念きっぷの発売等で盛り上がりを見せています。 そんな記念すべき一日にはや…

【過酷な大糸線回り】長野〜新潟の18きっぷ旅、飯山線なしだと詰む説(2022.9.4)

長野市と新潟市、両県の県庁所在地同士ですが、その行き来は意外と不便です。それが青春18きっぷで、となるとさらに不便となります。それがさらに、飯山線が不通となったら…そんなとある一日の旅行記です。 長野市から新潟市の移動手段 18きっぷと相性の悪い…

【え?】これが正真正銘の日本最短…津より短い地名が茨城にあった【筑西・下妻広域連携バス】

日本で一番短い名前の都市はどこ?と聞かれたとき、多くの方は三重県の県庁所在地・津市を思い浮かべると思います。確かに、津はひらがな表記にすれば「つ」の1文字。紛れもなく最短です。 https://bunshun.jp/articles/-/53001 より しかし、よく考えてみて…

【日本一短い県道】一瞬で走破!長さ10mほどの県道を走りに行く【広島県道204号安登停車場線】

日本一シリーズ、もうちょっとお付き合いくださいね。今回は、広島県呉市にあるJR呉線の安登駅です。 Ato駅 安登駅は、「あと」と読みます。ローマ字表記にするとAto。 出てきたての頃は「うっせえわ」の尖った歌詞で世のオッサンたちをビビらせていたのに、…

【元・日本一短い鉄道】紀州なのに本社は東京?謎の短路線、紀州鉄道に乗車してきた(2022.8.16)

日本一長い路線バス・八木新宮線を完乗した翌日、同じ和歌山県は御坊市を走る紀州鉄道に乗ってきました。日本一シリーズ、というにはちょっと強引ではありますが、この紀州鉄道は以前「日本一短い鉄道路線」でした。 ▽▽前回の日本一長い路線バス・八木新宮線…

【日本一長い路線バス】終点まで6時間半!紀伊半島の山奥を走破する過酷な路線バス旅【奈良交通・八木新宮線】後編

日本一長い路線バス・八木新宮線の乗車記。前編では、奈良県橿原市の大和八木駅から、十津川村の入口である谷瀬の吊り橋までの様子をお届けしました。後編では奈良県と和歌山県の県境をまたぎ、終点の新宮駅まで向かいます。 www.sanmuofmusan.com とにかく…