9/15(金)から、「東京銭湯スタンプラリー2019」なるものが開催されています。
これは東京都浴場組合が開催している大規模なスタンプラリーで、組合所属の銭湯で12回の入浴によりミッション達成となります。
この12回のカウント、別にすべて異なる銭湯である必要はありません。
唯一の縛りは「3軒以上に行くこと」なので、銭湯Aに1回、銭湯Bに1回、銭湯Cに10回でも、ルール上は問題ありません。
ですが今回、あえてここに「12軒すべて異なる銭湯でスタンプを押す」という独自ルールを設け、やや難易度を上げて臨みました。とはいえ浴場組合所属の銭湯は約530軒。余裕でしょう。
早速、今回巡った12軒の銭湯を振り返ってみましょう。
今回は、
1. 大黒湯(押上)
2. アクアドルフィンランド(立石)
3. 日暮里斉藤湯(日暮里)
のご紹介。
<1軒目:大黒湯(墨田区:押上)>
スカイツリーのふもと、押上駅の南側にあります。
ミッドナイト銭湯の異名を持つ大黒湯は、15時から翌朝10時という独特の営業時間と、500円未満で入れることがにわかには信じがたい広々とした露天風呂&外気浴スペースです。
天気が良い日にハンモックで外気浴という、銭湯ではなかなかできない経験を味わえます。
(露天風呂と外気浴スペースは片方の風呂にしかなく、男女日替わりなので要注意!)
数多くの銭湯が現存する都内でも、早朝に入浴できるところは少数派。貸し出しタオルセットも格安なので、朝風呂したくなったらぜひ。
墨田区の銭湯 大黒湯(押上温泉)|東京スカイツリーが見える下町の銭湯
<2軒目:アクアドルフィンランド(葛飾区:立石)>
名前も看板も、小学生が通うスイミングスクールみたいな銭湯です。
飲み屋街でお馴染み立石駅から近い、マンションの1階にある広々としたお風呂。マンションに銭湯ってすごいですよね。どういう経緯で作られたのかとても気になります。
とにかく浴室が広い。そしてどの浴槽も熱い。
ちなみに葛飾区の銭湯はなぜかどこもクソ熱いです。自分も最初はあまりの熱さに浴槽に入ることなく帰ったこともあるくらい(じゃあなんで銭湯来たんだよ)でしたが、最近は割といけるようになりました。江戸のオヤジへと身体がアップデートされてきてます(?)
おすすめはガーデン風呂。なんとマンションの1階なのに露天風呂みたいなのがあるのです。開けているのは浴槽の真上だけですが、外気を感じながらの入浴も良いものです。
ちなみに個人的には、小雨のなかのあえてのガーデン風呂も好きです。
アクアドルフィンランド(葛飾区立石7-16-3) – 葛飾銭湯
<3軒目:日暮里斉藤湯(荒川区:日暮里)>
多分、銭湯好きで知らない人はいないと思うくらいの有名店。わざわざここで取り上げる必要はないのでしょうが。
ここの魅力は圧倒的な入りやすさとぬるめの高濃度炭酸泉そしてロビーで飲むビール。
改装された建物なのでとにかく綺麗で、銭湯慣れしていない人には真っ先におすすめします。初心者への勧めやすさでいえば、ここと梅の湯(足立区/小台)あたりでしょうか。
自分の斉藤湯へのモチベーションは、圧倒的に高濃度炭酸泉です。確か38℃くらいとかなり低めなのですが、それ故にずーっと入っていられる。そしてそれ故になかなか人が出ないので僕はよく炭酸泉待ちをします。笑
詳しいことはよく分かりませんが、良いんですとにかく。
んでビール(まさかのジョッキ提供)で最高のフィニッシュ。この日はラグビーW杯の日本-アイルランドの中継を見られたので、歴史的な瞬間も見届けられてさらにハッピーでした。