先日、インドのLCCの一つであるSpiceJetの搭乗記を書きました。
【インドLCC搭乗記①】まさかの払い下げ機材!SpiceJetでバラナシへ - 「む」の境地
今度はIndiGoに乗る機会がありましたので、改めてレビューしたいと思います。
今回は、アーメダバードからデリーのフライトに搭乗しました。飛行時間は1時間半弱。1ヶ月半ほど前の発券で航空券は2500ルピーほどでした。安い。
しかも今回、諸般の事情により機内食付きです。そちらのレビューも併せてお届けします。
預け入れ荷物は15kgまで‥あれ??
今回はインドからの帰国に際しての利用なので、それなりに荷物がありました。IndiGo(をはじめインド国内のLCC)はどうやら、預け入れ荷物が一切付いていない運賃は発売していない模様です。違っていたらすみません。
発券した航空券には預け入れ荷物15kg、機内持ち込み7kgの記載。正直に申し上げると、今回はどちらも超過した状態でチェックインを試みました。
こちらが実際のチェックイン時のもの。
3.5kgの超過ですが、特に何も言われることもなくあっさりとチェックインは完了。
数キロの超過はあまり問題ないとは言われていましたが、これにはビックリしました。
実際の規定では、超過重量の追加購入(事前)は、5kgで1,900インドルピーとなっています。今回の航空券は諸税込みでも2,400インドルピーほどであることを考えると、かなり割高です。見過ごされる可能性が高いとはいえ、規定の重量内でおさめるのが無難ですね。
きっちり3列での搭乗
チェックインを終え、いよいよ搭乗。
出発は定刻通りのようで、約30分前から機内への搭乗が開始されました。
前回のSpiceJetでは見られなかったことですが、1-11列目、11-20列目、21-30列目といった具合に搭乗待ちの列が案内されていました。
これには驚きました。
50cmでも間隔を空ければ割り込まれるこの国で、きちんと並んで搭乗できるとは。。
機内誌がおしゃれ
続いては機内をチェック。
機内誌がなかなか良い感じです。
エア・インディアで初めて乗ったフライトで機内誌のページがくっついて開けなかったことを考えると、圧倒的な差です。
カラー印刷がめちゃめちゃ綺麗。
機内食はインスタント
機内食(有料)をオプションで付けていたので、早速チェックします。
こちらもカラー印刷の綺麗さもさることながら、種類の多さも特徴。
写真のようにカップ麺(しかも日清のカップヌードル)やご飯もの、映っていないですが隣のページにはサンドイッチもありました。
路線にもよるようですがお酒もありました。LCCだからすべて有料オプションですが、それにしてもこの充実ぶりはビックリ。
わたくしがチョイスしたのは、青いページの一番上にあったRava Upma(ウプマ)という南インドの軽食。
インスタントです。
調理法が気になっていたのですが‥お湯をかけてもどすみたいです。というわけでCAさんにお湯を入れてもらい、5分待ちます。
このウプマ、米粉かセモリナ粉?を使った粉もんなんですが、日本だとなんだろう‥おからみたいなイメージでしょうか。
味はまあまあ。ただこれがお湯かけてできるというのはびっくりしましたね。
1時間半弱のフライト。お湯をかけて5分待って‥なんてやっているうちに、食べ始めて10分も経たずに着陸態勢に。かなり慌ただしいです。
まあ元はインスタントなわけですし、よほどのことがなければわざわざ頼まなくてもいいとは思います。
とはいえ、LCCにしてはかなり充実していると思うので、国際線など長めのフライトではおすすめです。
ちなみに機内食を渡される際、その証拠にということなのでしょうが、搭乗券を真っ二つに破られました。あれはワイルドだった。笑
そんなこんなで、あっという間にデリーに到着しました。沖止めなのでターミナルまでバス移動。バスもIndiGo専用のようでロゴが入っていました。
初めて乗る航空会社、しかもLCCということですこしビビっていましたが、快適でした。フルサービスキャリアが問題を抱えまくっているインドでは、定時運航などの観点から見てもひょっとしたらLCCの方が優勢なのかもしれません。
(搭乗日:2020年2月4日(火))