久しぶりに国際線のフライト搭乗記です。
このブログでも2020年の頭まではときどきフライトの搭乗記を書いていまして、国際線では機内食レビューとか機内モニターへのツッコミとかやってました。
またこういう記事を書く機会が復活して良かったです…
ということで今回は、エバー航空のB787(ドリームライナー)で台北へ行ってきましたので、そのレビューです。結論から言うと、非常に快適でした…
混み合う羽田が帰ってきた
今回搭乗するのは羽田発台北松山行きのBR189便。羽田空港の出発ラッシュが少し落ち着く10:50の出発です。
久しぶりの国際線ということで、ちょっと余裕を持って8時前には空港に到着しましたが、JALカウンターを中心にかなり混んでいましたね…国際線需要が戻りつつあることを実感します。
自分が最後に国際線を利用したのが2020年2月の頭(隔離などが始まる前)なのでコロナ渦中の様子との比較はできませんが、現在の日本国籍所有者の台湾渡航(90日以内の観光)は、台湾出国まで有効なパスポートがあればOKです。その他書類は不要で、これはコロナ以前の入国要件と一緒です。
タイミングによっては両替なども結構混んでいたので、特に朝のフライトで出国する方は余裕を持って空港に行くのが良さそうです。
B787はエコノミーでも大きなモニター
さあ、ここから機内をチェックしていきますよー。
B787といえばやっぱり、この大きなモニターですよね。もちろん、A350など新しい機材には当たり前のように入ってきているわけですけれども、もう以前のサイズの機内モニターには戻れませんね。
このモニターを見たら、やることは一つ。フライトマップ。
最新のモニターでは前面展望もどきの角度が追加されて、非常にリアリティがあります。ずっと見ていられます。まあ、東京-台北のフライトだと紀伊半島以降はほとんど海だから何とも言えないけどね。
ちなみに余談ですが、地名表記のなかで、なぜか福島県いわき市が「岩城」と表記されていました。せめて「磐城」であってほしかったですが、まあご愛敬ですね。
海外キャリアの中では日本語も充実
往復のフライトとも、日本人のCAさんが1名ずつ乗務されているとのことでした。ちょうど自分は日本人の方には当たりませんでしたが、台湾人のCAさんも英語でOKですし、簡単な日本語なら通じることもあるので海外初心者の方も安心です。
まあ、前回の国際線がエアインディアだった自分が言っても説得力がありませんが、成田で飛行機に乗った瞬間からインドで、もちろん日本語なんて通じないエアインディアと比べると、日本人目線での安心感は段違いです。
映画のラインナップを見てみましょう。日本語作品で入っていたのは、TBSドラマの『100万回言えばよかった』でした。
音楽はJ-POPが結構充実しています。
国際線のフライトに乗る際には、基本的に日本語を入れないようにしているのですが、今回は台湾だし別にいいかということで、基本的に藤井風を聴いて過ごしていました。
羽田午前発ということで日本人乗客の多いフライトということもあり、機内の様子は国内線とさほど変わらないのではないでしょうか?
インパクト大の「弁当」
日本語が充実しているといえば、機内食のメニュー表をモニターで見られるのも良かったですね。
このフライトのメニューは、「ポークカツレツ」と「弁当」。
べ、弁当…
弁当って、何が入ってるの!読めなさ過ぎて頼みにくい!
結果、自分はポークカツレツを選んだのですが(後ほど紹介します)、弁当はこんな感じでした。
え、めっちゃうまそうやん。ちゃんと和食。
弁当にもパンが添えられているのは面白いですね。そこだけはぶれないのが海外エアラインの感じがします。
で、自分が食べたポークカツレツがこちらです。
パンとデザート類は共通です。
結果、インパクトは弁当の方が大きいですが、ポークカツレツも全体的に美味しかったです。隣のごぼうサラダもなかなかクセになるおいしさでした。
ドリンク類では、もちろん台湾ビールも選べます。日本人観光客が多かったこともあってか台湾ビールがかなり出たようで、エコノミークラス後方では品切れを起こしていたので、それだけは注意ですね。
ちなみになぜか、コップには氷を入れられた状態で提供されました。氷入りで台湾ビール飲むの確かに美味しかったけど、結局その後出国まで、その飲み方を勧められることはなかったんだよな…あれはなぜだったんだろう。
久々の国際線の機内食、満喫しました。
台湾語コンテンツは時勢ゆえ?
最後に、一つ気になった台湾語の音楽コンテンツに触れようと思います。
先述の機内オーディオメニューを見ていると、「台湾のヒットソングを台湾語で歌ってみた」的な趣旨のアルバムがいくつかあるのが気になりました。
台湾で日常的に使われる言語は北京語(日本人的には中国語というと分かりやすい?)なので、流行曲なども基本は北京語なんでしょうが、それをあえて台湾語で、というアルバムです。
ここからは推測でしかないのですが、昨今の情勢もあって台湾人のなかで「台湾語」が見直されているのか?これは意図があってのことなのか?と思わず勘ぐってしまいました。
ちなみに台湾語、「中国語みたいなもんでしょ?」と思って聴くと結構違うような気がします。歌を聴いてももちろん意味は分かりませんが、耳に入ってくる音が結構違う印象は受けました。
* * *
ということで今回は、久々の国際線搭乗記として、エバー航空のフライトの様子をご紹介しました。中国との関係などいろいろあるけれど、個人的には、これからも気軽に行ける台湾であり続けてほしいな、と思います。
また時々、機内食レビューやりたいな。