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【2022保存版】東京方面から長野市への行き方(北陸新幹線編)

2022年の善光寺御開帳がいよいよスタートします。ということで今回から、長野市への観光客のなかでも特に多い東京方面からの行き方について、基本的な部分から数回に分けて解説してみたいと思います。

どんな行き方がある?

東京方面から長野市への公共交通機関でのアクセスは、基本的に北陸新幹線か上信越道方面の高速バスの2択となります。
所要時間や運賃によって移動手段を使い分けることができるのが東京~長野間の移動の強み。新幹線を使えば最短で1時間半未満、高速バスを使えば最安で2,000円未満での移動が実現できる場合があります。

本記事では、北陸新幹線について解説します。

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速達タイプなら「かがやき」「はくたか」

最速で移動する場合には、北陸新幹線の中でも速達タイプの「かがやき」「はくたか」を使うことになります。

最速達タイプ「かがやき」は原則、大宮~長野間がノンストップのため、東京~長野間の所要時間は1時間半を切ってきます。ただし、基本的に朝晩のみの運行で、繁忙期の臨時列車を除いて日中時間帯には「かがやき」は運転されません。また、「かがやき」に限り全車指定席となっています。

例)かがやき501号 ※途中停車駅は上野・大宮のみ
東京 6:16発→長野 7:37着(所要時間 1時間21分)

「はくたか」は主に長野以北(飯山~金沢間)の各駅への利便性・速達性を考慮された列車のため、長野以南では通過駅が設定されています。ただし、通過駅は列車により異なるため、途中駅ご利用の際には注意が必要です。「はくたか」には自由席の設定があります。

例)はくたか551号 ※途中、熊谷・本庄早稲田・安中榛名を通過
東京 6:28発→長野 8:05着(所要時間 1時間37分)

「あさま」利用でえきねっとを駆使しよう

「あさま」は北陸新幹線が長野止まりだった頃からある列車。金沢延伸前は速達タイプ含め全列車が「あさま」でしたが、金沢延伸後の「かがやき」「はくたか」の登場により、現在は各駅停車タイプの列車の名称となりました(一部通過駅あり)。東京~長野間のみの運行です。

例)あさま607号 ※各駅停車
東京 9:44発→長野 11:34着(所要時間 1時間50分)

「あさま」利用の際に押さえておきたいのが、「えきねっとトクだ値」です。

www.eki-net.com

インターネットからの事前購入で最大35%割引となるこちらのきっぷ。東京~長野間で割引の設定があるのが「あさま」だけのため、少々所要時間が延びるものの、「かがやき」「はくたか」よりも価格面で有利となることが多いです。
割引のきっぷが取れれば、自由席の通常料金よりも安く指定席に乗ることができます。

※「かがやき」「はくたか」の割引については東京~長野間は適用区間からは外れています。

また、「あさま」のみが長野発着となるため、東京~長野間の利用に際して、自由席に座りたい、寝過ごしが怖いという方には「あさま」のご利用がおすすめです。

新幹線利用なら押さえておきたい”200kmの壁”

さて、長野駅発着で新幹線を利用される方にぜひ覚えていただきたいことがあります。それは「大宮~長野と東京or上野~長野で値段が大きく変わる」ということです。

JRの運賃・特急料金は距離(営業キロ)で変化します。大宮~長野の営業キロは192.1km、一方で上野~長野の営業キロは218.8kmとなります。特急料金は前者が2,970円、後者が3,860円となり、実に800円近くの差となります。

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長野を基準に考えると大宮で乗り降りするか上野or東京で乗り降りするかで特急料金も上がるわけですが、大宮以南については線形の都合上、速達性が大きく低下します。ということは、別にそんなに速くもない区間に特急料金を追加で課金するくらいなら、目的地が都内でも大宮からは在来線利用でも良いのでは?となるわけです。

もちろん乗り換えの有無などを考慮すると降車地までストレートに乗るのが楽なわけですが、ぜひこれを念頭に置いて新幹線に乗ってみてください。

まとめ

北陸新幹線の各列車はニーズによる棲み分けがしっかりとしている印象です。用途によって使い分けができるととても便利です。

<かがやき>
・できるだけ所要時間を短くしたい

<はくたか>
・(日中時間帯に)できるだけ速く移動したい
・自由席利用で速く移動したい

<あさま>
・安く新幹線に乗りたい
・自由席だけど座りたい(特に上り列車)
・金沢行きに乗って寝過ごしたくない(下り列車)