善光寺の御開帳が始まりました。
長野駅に着いて、さあ善光寺へ行こう!となったとき、どうやって行こうか迷いますよね。長野駅から善光寺は約2km。歩こうと思えば普通に歩ける、でもバスでもいいな。そんな距離だと思います。
当記事では、長野駅から善光寺への移動方法を整理しています。もっと細かい内容まで踏み込むこともできますが、あくまで長野ビギナーの方のための情報ということで。御開帳期間中のイレギュラーな変更もあるので、それもチェックしてみてくださいね。
バスは、長野駅善光寺口1番乗り場が基本
まずは、バスで行く場合。
基本的には、善光寺方面の路線バスは長野駅善光寺口の1番乗り場から発車します。(厳密には他の乗り場から発車するものもありますが、紛らわしいのでここでは割愛します)
1番乗り場から発車のバスは全て善光寺を経由します。乗り間違いがなくて安心ですし、御開帳期間中の土休日はアルピコ交通の係員さんも乗り場に立たれているようなので、分からないことがあればそちらで聞いてみてください。
SuicaやPASMOは使えないよ!
これは長野市内の路線バスについて書く際に必ず触れることですが、大事なことなので強調します。
バス車内にICカードがタッチできる場所がありますが、これはSuicaなどには対応していません。長野市内周辺路線のみで使えるICカード「くるる」専用なので、くれぐれもご注意を。観光シーズンになると、ここにSuicaやPASMOをタッチしてあれ?ってなる人、たくさん見かけます。
御開帳期間中の週末はバス停の場所が変更に
善光寺参拝の最寄りとなるバス停は、善光寺大門。長野駅方面のバスは、通常は善光寺交差点近くの「藤屋御本陣」前にある乗り場から発車します。
実際には、善光寺大門バス停は大門交差点を囲むようにして複数の乗り場がありますが、一部路線について例外はありますが、観光でいらっしゃる方についてはこの1ヶ所を覚えておけば問題ないと思います。
ですが、御開帳期間(2022年4月~6月)の週末についてはバスの経路変更があるため、若干ややこしくなっています。
通常「藤屋御本陣」前の乗り場を使用する系統(10善光寺線びんずる号/16若槻団地線/17西条線/70ループ橋経由戸隠線/11日赤線北向き/21日赤線南向き)のうち、日赤線を除く4系統は「ぱてぃお大門」前の乗り場へと変更になります。
*4/3㈰~6/26㈰の土休日、8:30~16:50頃のみ
文字にするとややこしく感じますが、こうした張り紙と地図がいたるところにありますので、そちらを参考にしてみてください。
なお、「ぱてぃお大門」前の乗り場からはバスタ新宿行き高速バスの一部便は発車します(通常期も)。併せて覚えておくと便利ですね。
その他、ゴールデンウィーク期間を中心にイベント開催などによる変更が多々予定されています。詳しくはこちらから。
善光寺までは徒歩25分くらい。歩くのもGood
ここまで路線バスのことをつらつらと語ってきましたが、「考えるのが面倒くさい!」と思った方もいらっしゃるかと思います。
先述の通り、長野駅から善光寺へは2km弱。歩くのが苦にならない方は徒歩で全然OKです。というか、街の雰囲気を感じながら善光寺参りができるという点では、個人的にも徒歩移動がオススメです。ゴールデンウィークなどの繁忙期でバスが混雑するようになってきたら尚更。
長野駅から善光寺はほぼ一本道ですし、道中には1丁(距離の単位/約100m強)ごとに善光寺本堂からの距離を示す「丁石」が置かれていますので、それを数えながら歩いていくのも良いかと思います。
善光寺へ向かう道中でも様々なイベントが行われていますので、とにかく話題には事欠かないです。というか寄り道しすぎて善光寺までたどり着かなかったりして(笑)
駐車場+シャトルバスの利用も検討を
以上、基本的な交通手段と徒歩移動の楽しみ方を見てきましたが、混雑が特に激しくなるような時期は(今年については正直混み方も未知数ですが)パーク&ライド(少し離れた場所の駐車場からのシャトルバス利用)なども有効です。そのあたり、長野市でも専用のサイトが用意されているので、そちらをご覧いただくのが良いかと思います。
以上、このあたりの情報を押さえてもらえれば、善光寺への移動には差し支えないかと思います。御開帳期間中は、長野駅のコンコースに臨時の観光案内所が設けられるなど、普段よりも案内の体制なども充実しているかと思います。いろいろと活用してもらえたらと思います。
それでは、長野市でお待ちしております!