皆様、明けましておめでとうございます!
2020年元日、新国立競技場で行われた天皇杯全国サッカー選手権(天皇杯)の決勝の観戦に行きましたので、内部の様子などレビューしていきたいと思います。
(鹿島側で見てましたので、試合内容についてはあまり触れないでいきましょうね‥)
4つのゲートが設定
今回の決勝戦、入場に際してルートが4つに絞られていました。
- 東京体育館ゲート(JR千駄ヶ谷駅方面からの入場に便利)
- 千駄ヶ谷ゲート(都営地下鉄国立競技場駅方面からの入場に便利)
- 青山ゲート(JR信濃町駅方面からの入場に便利)
- 外苑ゲート(東京メトロ外苑前駅方面からの入場に便利)
なお、座席カテゴリーによる入場ゲートの振り分けはありませんでした(オリンピックなど今後の場合はどうなるかわかりませんが)。
今回私の持っているチケットでは外苑ゲートからの入場が便利でしたが、外苑前駅は銀座線工事に伴う折り返し運転中で勝手が悪く、東京体育館ゲートを利用。かなり早い段階でチケットを持つ人のみのコーナーができるので、比較的スムーズな入場となりました。
撮影スポットは南側
東京体育館の横を通り5分ほど歩きます。スタジアムの南側、外苑ゲートの方面に写真のような看板が置いてありますので、まずはここでの撮影が良いでしょう。南向きなので日当たりも良好です。
ここが広場になりますので、飲食店や各種ブースが展開されていました。
今回はこの広場に入る前にチケットチェックがありましたので、チケットを持つ人のみ入場可能でした。おそらく試合時は今後も同様のオペレーションとなるのでしょう。
チケットもぎりはなかった
さて、いよいよ入場です。
入場時、いわゆる「チケットもぎり」はありません。
このような自動改札機のような機械が並んでおり、チケットにあるバーコードをかざすとゲートを通過できるようになっています。
こちらも非常にスムーズです。
ちなみに出口方向を見るとこんな感じ。
最寄り駅への案内も見やすいです。
日向は左側スタンド
3層右側バックスタンド後方からの景色です。
今回は右側・鹿島アントラーズ、左側・ヴィッセル神戸という応援席割り振りでしたが、左側の神戸サイドが終始日向となっていました(右/左はメインスタンドからの呼び方)。夏場の日射し対策で屋根が広いためスタンドの日当たりは悪め。冬場の観戦には寒いです。
スタンドの構造なども含め、おそらく今後も左側がホーム扱いとなることが想定されます。参考までに。
それと、屋根部分の木材の使用状況はこんな感じ。
スタジアム内のフード事情
今回は3階席最後列での観戦だったので、最上階の3層スタンド周辺を巡りました。
養老乃瀧が複数ブース展開しています。
カシマスタジアムで慣れている身としては、アルコール類の充実にびっくり。国立の場合は車での来場の可能性は低いですからね。
崎陽軒です。
やはりサッカー観戦には合わないのか、ハーフタイム時点でもお弁当が売れ残ってるようでした。
とんかつまい泉です。
あまりスタジアムにあるイメージはないのか、反応してる人は多かった気がします。
東京立川ハニードーナツです。
八丈島ホットレモンが美味しそうでした。
実際今後のテナント展開がどうなるかは分かりませんが、こちらも参考までに。
一番の課題はトイレ問題
おそらく観戦に行った多くの人から挙がっていることですが、ハーフタイムのトイレ動線は結構厄介です。
それ以外の時間帯に見ると相当な数用意されているように見えるのですが、いざハーフタイムになると男子トイレですら後半キックオフまでに席に戻れないほどの行列。
しかも列の最後尾がわからず通路全体に人が溢れるという状況に。
この状況となった理由の一つが、トイレ内の動きづらさ。
上の画像の向かって右側、実際の動線では奥になる部分は、並んでいると空いているor使用中が分かりづらく、便器が空いていても並んだまま待っているという事態が多数発生。そのため常に稼働率が7割くらいの状態で回る非効率な状態でした。
今回が初めてのスポーツ公式戦の開催ということで実験台という意味合いもあったと思うので、今後オペレーションの改善も進んでいくことでしょう。
何はともあれ、初タイトルとなったヴィッセル神戸、おめでとうございます!
(観戦日:2020年1月1日(水))