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【JFL観戦記】”Jなし県"にJクラブが誕生する瞬間を見届けてきました(2022.11.5 奈良クラブ - ヴィアティン三重)

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当ブログでは旅やまち歩きネタに加えて、ときどきサッカーを中心としたスポーツ観戦記を書いていたのですが…そういえば2022年は一度も書いていませんでした。

ここ2年ほどはJ3やFリーグが主体でしたが、東京に住んでいた頃はJFLや関東リーグも見に行っていました。懐かしいですね。

www.sanmuofmusan.com

で、今回ですが、所用で2週間近く関西にいたのでJFLの奈良クラブの試合を観に行ってきました。結果的には奈良クラブの「J3昇格確定」の瞬間を見ることができたわけですが、観戦記と併せてJ3とJFLの関係性、2020年のJFLにおける上位争いについても触れていきたいと思います。

「J3昇格」がかかった奈良クラブとFC大阪

まずは、観戦記の前情報として、なぜ僕が今回奈良クラブの試合に足を運んだのか、という件について。それは奈良クラブが11月5日のホームゲームに勝てば来シーズンからのJリーグ入会が確定するからです。

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今シーズンのJリーグ入会のための成績条件は①JFLリーグの年間順位が4位以内、かつ②Jリーグ百年構想クラブ(簡単に言えば、運営面でJリーグ入りの資格を持つクラブ)で上位2クラブ以内に入ることです。少しややこしいのですが、JFLの成績上位クラブが全てJ3へ行くわけではありません。

で、今年のJFLでいえば10月の試合を終えた時点で2位の奈良クラブ、および3位のFC大阪が成績条件をほぼ確定させていました(※1位のHonda FCは企業チームのためJリーグ入りはない)。

両クラブとも11月5日にホームゲームを控えていたので迷いましたが、成績面以外の条件がクリアされていた奈良クラブは試合結果のみで昇格が決まるため、奈良へ行くことにしました。いや、あとは観客動員数が必要なFC大阪を観に行って観客数増に微力ながら貢献する、という選択肢があるのは分かっていましたよ…。

最寄りは近鉄奈良駅。歩くか、バスか…?

奈良クラブのホームゲームは基本的に、ロートフィールド奈良(奈良市鴻ノ池陸上競技場)となっています。

ロートフィールド奈良 | 奈良クラブ | NARA CLUB Official Site

ロートフィールド奈良は近鉄奈良駅から約1.6kmということで、若干遠いですが歩いていくことも可能です。その他、近鉄奈良駅・JR奈良駅からバスで向かうことも可能です。

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今回は近鉄奈良駅から歩いてみました。近鉄奈良駅では西口改札から出ると便利だと思います。というのも、鹿で有名な奈良公園などの主要観光地は軒並み東口側が最寄りなので、非常に混みあうからです。

ロートフィールド奈良のある鴻ノ池運動公園は丘の上にあるので少々上り坂であること、歩道も決して広いわけではないのでそのあたりは少し大変ですが、ほぼ一本道なのでアクセス面ではそこまで不便さは感じません。もちろん、Jリーグで戦うとなれば観客数が増える可能性も高いので、そうなると今以上の歩道の混雑や道路の渋滞が懸念されるわけですが。

芝生席の奥は…タダ見??

近鉄奈良駅から20分ほど歩いたでしょうか。ついにロートフィールド奈良に到着しました。この日は昇格がかかった試合であることに加えて「奈良市民デー」ということもあり、キックオフまで1時間以上ありましたがすでにスタジアム前はかなり賑わっていました。フード類もみんな美味しそうだったんですが混んでたので断念。

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スタジアムに入ります。

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メインスタンドには座席がありますが、ゴール裏・バックスタンドは全て芝生席となっています。そして、よくよく考えたらバックスタンドのさらに後は普通に公園の敷地の丘なわけですが、あそこにあるベンチからなら遠巻きにタダ見できるな…なんて思ってしまいました。

ちなみに現状、電光掲示板などもないため、スタメン紹介はホワイトボードに磁石で上を貼るスタイル。途中で風で飛びそうになっていてちょっとヒヤヒヤしました。笑

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なお、アウェイチームは苗字だけの超絶シンプルスタイルでした。

おい、応援引っ張られてるぞ!

試合の詳細についてはハイライト動画でご覧いただくとして…
(ヴィアティン三重の嘘みたいなパスミスからの決勝点で、得点シーンは現地で観ていてもちょっと理解が追い付きませんでした笑)

あえて言うならば、この試合でちょっと気になったポイントは「人数が少ないはずのヴィアティン三重サポーターの方が応援の迫力を感じた」という点です。もっと細かく言えば三重サポの太鼓がめっちゃうまかった。

なので、メインスタンド中ほどの奈良サポーターはときどき応援していないはずの三重側の太鼓のリズムに引っ張られている場面がありましたね。

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ですがこれ、ある程度は仕方ないというか、必要なことなんだと思うのです。というのも、これからJリーグへ向かう奈良クラブは今、新規のファンが続々集まって来ている状況でしょう。であれば、まずは何はともあれ試合を観てもらうこと。マナーさえ守ってもらえれば、あとは良いじゃないですか。これだけ熱い試合を生で見てもらえるなら。小難しいことは、それからです。

「昇格」の歓喜を正面から

まあそんなこともいつの間にか気にならないボルテージとなり、最終的には1-0で奈良クラブの勝利となりました。

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ラッキーなことにメインスタンドのほぼ真ん中で観戦できたので、歓喜の撮影タイムに加わることができました。よそ者なのに良い思いしてすみません…!

茨城県出身の僕は、鹿島アントラーズを中心にJリーグの主要タイトル決定の瞬間には何度か立ち会ったことがあるのですが、いわゆる昇格、ましてや新たなJクラブ誕生の瞬間に立ち会うのは初めてだったので、とても嬉しかったです。
(というか、アントラーズ以来の「鹿のJクラブ」じゃないですか。楽しみですね)

サッカーを観たそこのあなた、バスケも観ていかない?

スタジアムからの帰り道、盛んに呼び込みを行う人たちがいました。並ぶのはバスケットボールののぼり。

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同じ鴻ノ池運動公園にあるロートアリーナ奈良で試合を行う、バスケットボールB2リーグの「バンビシャス奈良」でした。

bambitious.jp

こちらの試合開始が17時(奈良クラブの試合終了が15時)で、両方観戦できるように時間設定がされているみたいです。これは興味深い試みです。時間に余裕があればはしごしたかったですね~。

(おまけ)「J3昇格」という表現はちょっと違うかもね

最後にちょっと余談ですが、今回のトピックを語るにあたり、J3への「昇格」という表現は「」をつけるか、なるべく避けるようにしました。というのも、建前としてはJFLとJ3はリーグのレベルとしては上下がなく、プロリーグかそうではないかの違い(とされていた)からです。

もちろん実態は間違いなく昇格です。上記の建前が完全に建前であることはJリーグも認めつつあるところですが(JFLに関するWikipediaがそのあたりに詳しい)、一応そこら辺は各メディアも気にしているのか、そういう目線で各メディアの見出しを見ると面白いです。

もちろん「昇格」を使うメディアも多いのですが、NHKの見出しはあくまで「参入」。

www3.nhk.or.jp

あちこち話が逸れましたが、何はともあれ奈良クラブ、おめでとうございます!僕は今はJ3のAC長野パルセイロを応援しているので、2023シーズンでの対戦が楽しみです。