「む」の境地

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【善光寺参りの翌日に】長野市〜小川村~鬼無里~戸隠~野尻湖〜野沢温泉。ちょっと遠回りな山道ドライブ

善光寺御開帳も、終盤に差し掛かってきました。
先日、県外に住む両親&姉が長野に遊びに来たので、その時のとある1日の観光ルートをまとめてみました。善光寺への参拝を終えた翌日の、近場の観光の参考にしてみてください。
なお、当日は長野駅東口でレンタカーを借りています。

nissan-rentacar.com

日本で最も美しい村・小川村

参考までに申し上げると、我々の実家は茨城県。長野に来るのはこの2年で3回目。日常に山がないので、この日の天気が良かった時点で僕の予定は決まりました。

小川村から北アルプスを眺めよう。

というわけで向かったのが、大洞高原にある小川天文台。長野市から国道406号線・県道36号線を通っていきましたが、なかなかディープな道です。
国道406号線については、昨年の同時期にも記事化しています。

www.sanmuofmusan.com

県道36号線のことは、後ほどの章で。

そんなちょっとハードなドライブを終えてたどり着いた景色がこちら。

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小川天文台の立つ場所が標高1000mの開けた場所にあるので、周囲の低い山々に邪魔されることなく北アルプスを望むことができます。
2000m超えの北アルプスは初夏でも雪が残っています。逆に秋は雪がないので、個人的には秋よりも夏前の方が北アルプスらしい姿を見ることができると思っています。

2年間長野に住んできたなかで、自分としては最も「長野県外の人に長野っぽい景色を見せられる場所」だと思っています。観光地ではない分人混みとも無縁なので、おすすめです。

いろは堂の本店は鬼無里村にあります

景色に満足したところで、お次はおやき。善光寺の周囲にも美味しいおやき屋さんはたくさんあるのですが、その本店は長野市の中心部ではないところも多いです。

例えば、善光寺門前で唯一店内にいろりがある「小川の庄」は、その名の通り小川村に本店があります。

www.ogawanosho.jp

同じ小川村ということで、南下しておやき村に立ち寄っても良かったのですが、このあと北上する予定があったということで、今回は鬼無里のいろは堂の本店へ立ち寄ってみました。

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いろは堂 長野本店

こちらの店舗は国道406号線沿い、「旅の駅鬼無里」のすぐ近くにあります。これから白馬方面への”酷道超え”に挑むバイク乗りの皆さんが数多く立ち寄っていました。

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いろは堂のおやきは、パンのようなモチモチの生地が持ち味。そば茶と一緒にいただきましょう。

鬼無里~戸隠の山道はなかなかハード

おやきで腹ごしらえをして、次は戸隠へ向かいます。

鬼無里と戸隠、距離としてはそれほど遠くはないのですが、直接行き来する観光の方はそれほど多くはありません。というのも、鬼無里と戸隠を結ぶ県道36号線は途中に離合が難しい区間がいくつもあり、運転に慣れていない方が行くことはおすすめできません。

対向車とのギリギリのすれ違いが多発して、衝突防止のセンサーが鳴ることもしばしば。某所でレンタカーを擦って2万円を失った経験のある自分としてはトラウマがフラッシュバックしそうになる時間でしたが(しかも家族を乗せて)、なんとか到着。

ちなみに、戸隠宝光社の手前にあるそばの「よつかど」前で、長野市中心部からやってくる戸隠バードラインと合流して、中社・奥社方面へと向かっていきます。ここから信濃町方面へと抜けていく道も県道36号線ですが、こちら側は道幅も広く走りやすい道となります。

土曜日の昼過ぎ、おそらくピークは越えていたのですが、それでも奥社入口の駐車場は混みあっていました。前日の雨の影響が残りぬかるむ参道でしたが、それでも多くの観光客が奥社を目指し、列を成していました。

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奥社前は15分ほどの行列、御朱印はかなり並んでいる様子でした。

野尻湖畔のお店は昭和レトロで楽しい

戸隠の喧騒を離れ、今度は野尻湖へと向かいます。野尻湖といえばサウナで有名なLAMPといったおしゃれな施設もありますが、湖畔の遊覧船乗り場周辺なんかは昭和の観光地感が溢れていてこちらも良きムードです。

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食堂の中も良い感じ。ソフトクリームが大きいです。とうもろこしの旬の季節には焼きもろこしも食べられます。

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生そ…

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フィ…?

よくわからないものもありましたが、混みあっていた戸隠から離れて、ゆっくりとした時間を過ごすことができました。

時には高速でショートカットも

さて、そろそろ宿にチェックインしたくなってくる時間となってきました。本日の宿は野沢温泉なのですが、意外と距離があります。というか、間に山を挟んでいる関係で、一般道のみでは結構時間がかかりそうです。野尻湖のすぐ近くに信濃町インターチェンジがあるので、そこから隣の豊田飯山インターチェンジまで、1区間だけ上信越自動車道を使ってみることにします。

長野県は一つ一つの街が山で分断されていることがあるため、こうした高速道路の1区間使いが結構有効になることもあります。ちなみに、高速料金は休日割引適用で300円台になりました。安いね。

野沢温泉はいいぞ

野沢温泉では「御宿 ふぶき」さんに宿泊。
水回り共有、館内のお風呂は小さめですが、養魚場直営のお宿ということで、川魚料理がとても美味しい宿でした。

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館内のお風呂が小さいのには訳があり、野沢温泉は外湯が朝5時~夜11時まで開いていて、しかも無料開放(※)されています。観光客も地元の方も使う熱々の外湯を巡って、最高の温泉を満喫できます。

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※宿泊客以外にも広く開放されていますが、日帰り観光の方は入口の箱にお気持ちのお金を入れていきましょう。外湯の維持にもお金がかかります。地元の方も末永く使っていくために、「タダ使い」はしないようにしましょう。

* * *

こんな感じで、それぞれのスポットは割とメジャーでも、このつなぎ方はあまりしないであろうという観光ルートのご提案でした。車があれば、1日でこれだけの範囲を回ることができます。一緒に回る相手によって色々なバリエーションがを考えてみたいところです。

(撮影日:2022年5月28日(土))