今回は少し短い記事ですが、2022年2月1日(火)から適用される、長野市内路線バスの一部運賃改定についてまとめます。
私は拠点が善光寺周辺なので、そこにクローズアップすると大事なポイントは主に下記の2点になると思います。
- 長野駅⇔善光寺大門間が初乗り運賃ではなくなる
- ぐるりん号の運賃が一律150円→190円に
それぞれ解説していきます。
なお、アルピコ交通および長電バスの各社からもリリースが出ていますので、そちらもご参照ください。
長野駅⇔善光寺大門間が初乗り運賃ではなくなる
これまで、長野駅~善光寺大門間の中心市街地区間については、一律150円区間となっていました。これは当該区間に限られた特別運賃(通常の初乗りよりも安い)でしたが、この度改定されることになりました。
2月1日からは、長野駅~権堂入口まで(千石入口/かるかや山前/昭和通り/セントラルスクゥエア/権堂入口)が160円、善光寺大門まで(花の小路/善光寺大門)が190円に変わります。
権堂で下車するか、善光寺大門まで行くかで運賃が変わってくるので注意が必要です。
ぐるりん号の運賃が一律150円→190円に
運賃改定により少しややこしくなるのが、中心市街地循環バスのぐるりん号です。改定内容としては一律150円→190円の値上げということなのですが、上述の160円区間との兼ね合いで、ちょっと面倒になります。
長野駅~権堂間でバスを利用する場合、ぐるりん号を使った場合には190円、長電の路線バスを使った場合には160円と、同じ区間にもかかわらず運賃が異なるということになります。
このあたり、注意が必要ですね。
くるる以外のICカードが使えない長野市内路線バスでは、市外からの旅行者等はどうしても現金でバスに乗ることになります。その時に190円という金額はほとんどの人が両替が必要となると思うので、そこがちょっと面倒になりそうです。
(いっそ、200円でも良かったのでは?)
昨今の情勢により、バス会社も各社苦しい状況が続くなかで、やむを得ない値上げかと思います。
これからも、市民の足として走り続けていってもらいたいものですね。
▽▽長野市内の路線バスに関する過去記事はこちら▽▽