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【茶番劇】善光寺から"JR善光寺駅”へ行ってみた。

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はじめに

この記事は茶番です。信州善光寺へのきちんとしたアクセスはこちらをご参照ください。

交通アクセス | 信州善光寺

 

今回は、善光寺に参拝した足で善光寺駅に行ってみよう、という企画です。

善光寺駅は、善光寺の近くにあるのでは…そう思うと痛い目(?)に遭いますよ。

 

善光寺の「お朝事」

朝5時半、善光寺の一日は朝のお勤め「お朝事」からスタート。365日毎朝行われているということで、地元の方も観光客も、それなりの参列者がいます。

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善光寺の行事 | 信州善光寺

朝のルーティンを終えたところで今回の本題、善光寺駅へと向かいましょう。

 

善光寺の最寄り駅は善光寺下

善光寺の本堂を後にして、参道を下っていくと、駅の看板が見えてきます。

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善光寺の表参道を逸れて東参道を下った先に善光寺えk…じゃなかった。ここは善光寺下駅です。

 

こんなにすぐ善光寺駅が現れたら、この記事成り立ちませんよね。ということで、善光寺下駅から善光寺駅へと電車で向かっていきます。

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ちなみに善光寺下駅については、過去の記事でも何度か紹介させてもらっていますので、併せてぜひ。「デジタリアン」の広告が目を引きます。

 

www.sanmuofmusan.com

sanpoo.jp

 

松本行きに乗車…?

善光寺下駅から長野駅へはわずか3駅。あっという間の到着です。

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これは善光寺駅、じゃなくて長野駅善光寺口ですね。惜しい。

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…おや?ここでなんと青春18きっぷの登場です。どこへ向かうつもりなのでしょうか。

 

長野駅からは篠ノ井線に乗車し、松本方面へと向かいます。

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足湯…?温泉たまご…??

長野駅から普通列車で1時間強、松本駅に到着。ここからさらに電車を乗り換え、今度は中央本線で東京方面へと向かっていきます。

 

青春18きっぷということで途中下車ができるので、一旦上諏訪駅に立ち寄ることにしました。

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上諏訪駅の名物といえば、ホーム上にある足湯。この区間の普通列車は日中1時間に1本ということで、足湯に浸かりつつ温泉卵を作ることにしました。駅のキオスクで卵とだしのセットを買うというのが良いですね。

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そろそろ旅の本題を忘れてきましたが、善光寺駅への旅はまだまだ続きます。

 

山梨県へ。

上諏訪駅から再び中央本線の高尾行きへと乗り込みます。

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途中にある信濃境駅。その名前の通りこの駅を過ぎると山梨県に入ります。

あれ?これは善光寺から善光寺駅に向かう行程ですよね?山梨県に入ってしまい、どこへ向かうのでしょうか??

 

ついにJR東海まで登場。

上諏訪駅からさらに1時間強乗り続けて、ついに山梨県の県庁所在地・甲府駅までやってきました。

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ここまで中央本線に乗ってきましたが、まだ終わりません。ここからは身延線に乗り換えです。善光寺駅に向かっていくうちに、いよいよJR東海に入ってしまいました。

 

善光寺駅、どこにあるんだ?

 

日本唯一の“善光寺駅”は小さな無人駅

甲府駅を出発して2駅、ついに善光寺駅に到着です。

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この善光寺駅は、ホーム1本だけの小さな無人駅です。通常は普通列車しか停車しません(甲斐善光寺の多客期には特急列車の臨時停車あり)。

 

というわけでここまで茶番を繰り広げてきましたが、甲府市にある善光寺駅が、「日本唯一の”善光寺駅”」となります。

 

今回の旅の起点である長野市の善光寺下駅に加えて、長野県飯田市の元善光寺駅、大分県宇佐市の豊前善光寺駅がありますが、”善光寺駅”という名前の駅は1つしかありません。

 

▽▽元善光寺駅の記事はこちら▽▽

www.sanmuofmusan.com

 

甲斐善光寺の最寄りだから善光寺駅

甲府市の善光寺駅は、甲斐善光寺の最寄り駅となります。甲斐善光寺へは徒歩約10分との案内。

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甲斐善光寺は信州善光寺よりも規模こそ小さいものの、立派な本堂があります。

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手前にある松もなかなか立派ですね。

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こちらのお線香は自動販売機でした。

 

ちなみに余談ですが、少し離れたところに「富士アイス」があって「じまん焼き」が売られていました。

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ここは長野か…?

 

信州善光寺には実は…

そんなこんなで長野気分が味わえる(?)甲斐善光寺ですが、甲斐善光寺にはあって信州善光寺にはないものが他にもありました。それが、「善光寺という地名」と「善光寺バス停」です。

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甲斐善光寺がある地域は善光寺という地区名になっています。一方で、信州善光寺周辺の地名も善光寺の参道を基準にして付けられたものも多い(ex.西之門町)、善光寺あるいは善光寺〇〇町というような地区名はありません。これは興味深いですね。

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同じく「善光寺」バス停も信州善光寺には存在しません。善光寺の最寄のバス停は「善光寺大門」となります。ちなみになぜか、バスタ新宿までの高速バスに乗れるというのも両者の共通点ではあります。

 

隣県ということで”はしご善光寺”もしやすいので、甲斐善光寺と善光寺駅にもぜひ足を運んでみてください。

 

(訪問日:2021年7月31日(土))